【アゴアシ枕】足。光州で走ったところ
【アゴアシ枕】足。足で走ったところ。
光州、午前7時。日の出とともに走ってみました。
日曜日の朝。街はまだ朝寝坊していました。
背の高いマンションが並んでいます。この広い道路は「尚武自由路」のようです。
繁華街に近づいてきました。
パン屋さんの前に少年少女のモニュメントが。「尚武中央路」に出てきました。
朝の光が明るくなってきました。
蔦の絡まる壁を曲がると、金大中コンベンションセンター。
コンベンションセンターの目の前。ホテルに戻ってきました。
翌日は、8時すぎにホテルを出て、川沿いを走ってみました。
月曜日の朝。光州川まで行ってみると、サイクリングロードが整備されていました。
走りやすそうなサイクリングロード。ここはちょっと狭いけど・・
基本、こんな感じです。
月曜の朝だから? 人気がありません。
晩秋の韓国。ちょっといい感じ。
「光州広域市野生動物保護案内板」
光州川で活動する野生動物。とのこと。
ほら、いた。カモの子どもたち。
水色の橋は国道77号線。この先で光州川が韓国4大河川の1つ栄山江(ヨンサンガン)に流れ込みます。
栄山江は全羅南道を代表する河川で、光州と全南8つの市郡を流れています。豊かな川の流れが、この地域に芳醇な恵みを与え、一帯を「韓国の食の都」と言わしめたのでありましょう。食が豊かな地域には文化や歴史もまた何層にも積み重なっていくのでしょう。
時代を遡っていくと、栄山江流域には前方後円墳が残っているらしい。かつて古墳時代や飛鳥時代に朝鮮半島南部に存在した国々・・百済とか伽耶とか・・は、日本(倭国)とのつながりも強く、だからなのか、ここ光州にいると、外国にいる気がしない。妙に馴染むというか・・。
さて、話があちこち寄り道し始めたところで、ここらで折り返して、今走ってきた道を戻ることにしました。
韓国キムチ文化体験ツアーに参加する
あ、なんか面白そう!ってことで、軽~く応募してみた、韓国農水産食品流通公社さんの「韓国キムチ文化体験ツアー」にお招きいただくことになったのは、11月10日。東京で木枯らし1号が吹いた翌日、旅行の9日前のこと。
寒い冬の訪れとともに、韓国ではキムチを漬けるのに最適な日の目安となる「キムチ前線」が南下してくるという。11月から12月にかけて、北は38度線から(!?)南は済州島まで、韓国全土で、それぞれの地域のそれぞれのキムチが漬けられる。キムチ作り(=キムジャン)は国民的一大イベントであり、日本の「和食」とともにユネスコ無形文化遺産に登録された、韓国が誇る文化でもあるのだ。
今回、キムチ文化を体験するために訪れるのは全羅南道の中心都市・光州(クアンジュ)。光州事件とか、金大中・元大統領とか、民主化運動で有名な都市。奇しくも、韓国では政治が大揺れに揺れている、この真っ只中に、現・大統領の支持率0%のこの土地に、ブロガーさんご一行20名様の1人として、のほほ~ん!と参加してくることになったのでした。
で、遠~い~のよ。光州って。ソウルから南へ約330km。釜山の左側(西側)約200kmに位置しています。釜山から行けば早そうに思いますが、釜山ー光州間にKTX(韓国高速鉄道=つまり新幹線)路線なし。羽田ー釜山の直行便なし。ということで、今回のルートが最速のようです。
今回、ソウルは素通りです。
光州松汀駅に到着したのは18:44。すっかり夜になっていました。
「釜山海ハーフマラソン大会」スタート!
当日。雨の予報が外れて、快晴。暑くなりそうな天気の下、いよいよ本番です。
海の上を通る橋を走る。こんなコースでした。
海雲台ビーチをスタートして、釜山の中心部に向かいます。
2時間半でゆっくり走りました。
スタート。
橋の上を走ってます。
「ハーフコース 7.5km」
このエイドでの給水は
そして、韓国らしいのが、チョコパイ。
ゴール地点からは、バスでスタート地点まで乗せてくれたのですが、今、走ってきた橋を逆走するので、自分の走りを振り返ることができて、2度走った気分。
楽しかった。お疲れさまでした~!
参加賞は、これ。
Tシャツは、スイスのランニングシューズブランド「Onランニング」のデザイン。ハングル文字っぽいマークだから、オリジナルかと思ったら、Onのロゴマークでした。
「釜山海ハーフマラソン大会」いざ!釜山。
10:50発 JAL957便。
機内食が出て気付いたけど、国際線でした。国内出張感覚で、あっと言う間に到着。13:05着。
金海空港からはタクシーにて、一路、海雲台に。模範タクシーの運転手さん。日本語も上手で、おしゃべり好き。個人的には、韓国語で話してみたかったのだけど、運転手さんのほうが日本語しゃべりたそうだったので、日本語で。1時間弱で到着。
今回の宿泊は、海雲台ビーチ沿いのNovotel Ambassador Busan。薄い水色の外観が懐かしい。オーシャンビューのツインを予約していたのだけど、なぜかアップグレードしてくれて、これは、デラックス オーシャンフロント ツインルーム?
ベッドルームとは別に、もう一部屋。パラダイスホテル側の角部屋です。
部屋からビーチが目の前に広がります。
気になる天気は、あいにくの雨予想。既に曇ってるしなあ・・。晴れてたら、対馬が見えるという海雲台ビーチも、視界が今ひとつ。だけど、地元の人か観光客か、人出はいつも多いようです。夜まで賑やかでした。